Googleの中国撤退事案

 一昨日くらいから盛んにIT系ニュースサイトで騒がれているが、Googleが中国から撤退する可能性が浮上してきている。
 そもそも言論統制厳しい共産主義的な風土下において、Googleのような莫大な情報を収集・発信する機関は目障りなのかもしれない。

 実はGoogleと中国の軋轢は今始まったことではなく、既に去年の夏前には中国のインターネット監視組織(そんなものがある事自体驚きだが)が、Googleに対して「ポルノのばらまきに加担している」と警告を出している。

2009-06-19 15:34:50
中国のインターネット監視組織であるChina Internet Illegal Information Reporting Center (CIIRC)がポルノコンテンツの扱いでGoogleに対して警告を行ったと、米Wall Street Journal紙が6月19日(現地時間)付けの記 …… >> Read more

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 Googleの企業理念は「地球上のあらゆる情報を整備し尽くすこと」だったと記憶している。
 ついでに特異な事態でも無い限り、情報の優劣順の決定や削除・検閲などはできるだけ人間の手を加えないという理念ももっていたはず。
 Googleにしてみればそんなものはユーザー自身やコンピュータに任せてしまえという放任志向なところがあるので、「オマエたちがポルノを広めている」と言われたところで、「わが社にそんなつもりは毛頭ございません」と答えたかったのが本音だろう。

 対して中国政府側といえば、一時期国内の全てのPCに検閲ソフトの導入を義務付けようとしていたくらい、情報統制には余念がない。
 そんな国家主体からしてみれば、自分たちの統制のきかない情報機関は非常に危うい存在なのだろう。

    • k
    • 2010 01/15 2:14pm

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    撤退決定ではないのか
    上海あたりはいくらかマシらしいけど、規制はされてるから怖いもんだ
    しかし中国でインターネットが普及したら、あの人口なのに、どうやって監視するんだ…

    • 鬼灯
    • 2010 01/16 2:27am

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    中国当局内部からの攻撃もあったらしいので、かなり疎まれてるのかもしれんね。
    中国国民も情報統制が入ることに内心反対してるみたいだけど、長くそれが続いちゃってるからどこか慣れてるのかもしれない。
    ちなみにマイクロソフトは中国での事業を続けると明言したそうだ。

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