Avira

 今回PCを組むまで、前のシステムに導入していたアンチウィルスソフトはAvast!だったが、今月の頭にウィルス定義ファイルをアップデートすると、正常なファイルの多くをウイルスとして誤検知してしまうという大規模な問題が生じたこともあり、新しいシステムには古参のアンチウィルスソフトとして名の通っているAviraを使ってみている。

 Avastは比較的扱い易いインターフェースで、約1年ごとにライセンスを再発行して貰う必要があったが広告表示などはなく、今回の件がなければまだ使っていたかもしれない。
 実はこうした事情を知ったうえで被害にあわなかったか心配してくれた親しい人が、「それならばMicrosoft Security Essentialsを導入してみては?」とアドバイスしてくれたので、一度インストールしていた。
 しばらく使ってみた結論から言えばそう悪いものではなかったが、フリーで導入出来るアンチウィルスソフトが複数存在する現状に置いて、あえてこれを選ぶメリットというのは多くない気がした。
 マイクロソフト自身がこれを提供し始めた際、あるいは他の論評家がこれを評して述べる際に言われるように、必要最低限のセキュリティを補完するために導入するには手軽で完成度も高く安心だが、抜きんでるところはない。
 わざわざ有償のアンチウィルスソフトを入れておくほどでもないVM(仮想マシン)などに導入しておくにはちょうどいいかもしれないとのこと。(残念だがソースサイトは忘却してしまった)

 では今回あらためてインストールしてみたAviraに関して言えば、かなり手堅い印象を受ける。
 フリー版ではウィルス定義ファイルを更新するたびに有償版へのアップグレード広告が表示されるが、クリックひとつで閉じられるし、それほどポンポン一日のうちに何度も現れるようなことはないのであまり気にはならない。
 ウィルスの検出に関しては、とりあえず怪しいものは片っ端から監視・検出させることが可能。
 検出対象にできる設定項目は以下の通り。

アドウェア
スパイウェア
疑わしいソース、あるいは危険なアプリケーション
悪質と思われるゲーム
動揺させるようなジョークソフト
セキュリティ プライバシ リスク
ダイアラ
バックドアクライアント
フィッシングツール・メール
詐欺的なソフトウェア(フェイクソフトウェア)
通常と異なるランタイム圧縮されたファイル
二重拡張子ファイル

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 これら全てを検出対象としつつ、わりと厳しめに走査をかけていくと「キミって融通きかないのね」って言いたくなるほど、気になったファイルやアプリケーションを隔離してくれる。
 逆に「今までこんなディレクトリから怪しいファイルが出てきたことは無かった」という場所からトロイっぽいものを探し出してくれたりして、検出率が高いという評判に違わぬ動作をする。
 またソフトウェアライセンスも、いちいちライセンスキーを取得してそれを入力する必要がなく、有効期限の1ヶ月前くらいに自動的に延長更新してくれるそうだ。
 Aviraのメインウインドウやアイコン自体、それほど飾り気がないので、硬派なアンチウィルスソフトをお求めの方にはいいかもしれない。

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