「低迷ではなくリセット」だそうだ

 現マイクロソフトCEO、バルマー氏のインタビューが載っていた
 彼が言うところには、現状の経済は低迷しているのではなく、ちょっとしたリセットの時期にあるのだそうだ。
 「まったくその通りだ」とは言えないが、どことなく的を射ているような気がしないでもない。

 政府は今年の実質GDP成長率をゼロ成長と見通したそうだが、産業構造に変化が生じてきている中で、延々とプラス成長を続かせるほうが難儀である。
 そもそも景気循環といわれるように、経済の好況不況はほぼ必ず交互にやってくるはず。
 今回の落ち込みが「100年に一度の不況」とか言われているのは、短期的な波と長期的な波の落ち込みがちょうど合致しているからだろうと踏んでいる。

 それを低迷といわずにリセットと述べたのは、わずかにニュアンスが違うだけなのかもしれないし、あるいはバルマー氏の個人的心情によるところなのかもしれないが、これから再び循環の1サイクルが始まろうとしているという意味では、確かにリセットである。

 こういう景気の上がり下がりというのは、過ぎ去ってからでないと山や谷がわからないもので、政府の予測では今年の後半から低迷期を脱すると考えられているが、それが本当ならば、今がちょうど底辺というところなのだろうか。

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