アーカイブ ‘ 2009年 12月

家計に例えると

 今回の国家予算を家計に例えて換算した話が西日本新聞に載っていた
 こうやってみると、事業仕分けごときでは焼け石に水だということがよくわかる。
 支出額の1/90程度しか浮いてない。

 国政と家計を同レベルで考える事自体が間違っていると言われればそうなのかもしれないが、収入以上の借入とか、普通企業でもありえないわけで。
 個人レベルだったら明らかに自己破産申告したほうがマシな状況。

 ついでにここには含まれてないと思われるが、例の二酸化炭素排出削減目標25%に関して、排出権取引で国外から排出権を買取るための予算がさらにかかってくるはず。
 すでに排出量削減の伸びしろがさほど大きくない日本では、25%削減というのは国内の取り組みだけでは持続的にも実現不可能な設定値に見えるわけで、排出権を買わないと最初から達成できない数値だと当初から述べる人がいたくらいなので、おそらく間違いなく負担になってくる。

Google wave

 GoogleがEメールを再定義するとこうなる、というコンセプトでプロジェクトが始動したというGoogle Waveへの招待を受けることができたので、早速参加してみた。

 ハッキリ言って最初はどう使っていいものか迷う。
 メーラーなのかドキュメントライターなのか、あるいはチャットクライアントなのか、どの定義にもあてはまらないようなインターフェースで、開始しばらくはどう扱っていいか困惑するばかり。

 とりあえずライフハッカーをたよりにして、検索窓に「with:public」と入力すると少し世界がひらける。
 これによってすべてのユーザーに公開されているwave(Google Waveで作成されるドキュメント群はこう呼ばれる)の一覧が表示されるので、それをなぞってみていくだけでも、このウェブサービスでできることとできないことの大まかな概要がわかってくる。

 確かにメールのような使い方をすることもできるが、使用感はまったくちがう。
 どちらかといえばチャットクライアントや掲示板のように、一つのスレッドに案件を次々と書き込んでいく形に似ている。
 ただし、必ずしも順次最後の書き込みの下に新しい書き込みをつける必要はなく、かこの書き込みと書き込みの間に新たにコメントを差し挟むことができるので、会話の本筋を遮ることなく幅を広げていくことができる。

 しかもこの流れ(wave)に参加するのは人数を問わず、コンタクトリストに入っている人ならば誰でも追加してwaveに参加させることができる。
 当然ひとりで編集することもできるので、体系のハッキリしていない思考を記述してまとめていくなどという作業にも使えるかもしれない。

 驚いたのは、waveへの書き込みが、ほぼリアルタイムで同期されること。
 日本語での書き込みの場合、文字入力→変換→確定とした時点でwaveのコメントとして送信されている。
 チャットクライアントのようにひとしきりの文章を打ち込んで送信しなくても、wave参加者がモニターの前に入ればほぼ会話しているのと変わらないような印象で流れを読める。
 逆に試行錯誤したり、マズい失言などは注意を払う必要がより一層多くなったが。
 もちろん、今までのメールのように送信とそれに対する返信までの間がしばらく開くような会話にも使える。

 文字だけでなく、Googleの検索結果やYoutubeの動画などを差し挟むこともできる。
 Google Labからソースコードを持ってきてガジェットを挿入することもできるが、これは現段階においてURLを逐一入力しないといけないので、そのあたりの改善が望まれる。

 ちなみに対応しているブラウザはFirefox、Safari、Google Chromeとなっている。
 IEが含まれていないのが素敵と言うかなんというか。

 現段階においてGoogleアカウントを所有している人に向けて、8人まで招待することが出来るので、英語のサイトでも問題ないという開拓意欲のある人は連絡をいただければ招待状をお送りする。

Avira

 今回PCを組むまで、前のシステムに導入していたアンチウィルスソフトはAvast!だったが、今月の頭にウィルス定義ファイルをアップデートすると、正常なファイルの多くをウイルスとして誤検知してしまうという大規模な問題が生じたこともあり、新しいシステムには古参のアンチウィルスソフトとして名の通っているAviraを使ってみている。

 Avastは比較的扱い易いインターフェースで、約1年ごとにライセンスを再発行して貰う必要があったが広告表示などはなく、今回の件がなければまだ使っていたかもしれない。
 実はこうした事情を知ったうえで被害にあわなかったか心配してくれた親しい人が、「それならばMicrosoft Security Essentialsを導入してみては?」とアドバイスしてくれたので、一度インストールしていた。
 しばらく使ってみた結論から言えばそう悪いものではなかったが、フリーで導入出来るアンチウィルスソフトが複数存在する現状に置いて、あえてこれを選ぶメリットというのは多くない気がした。
 マイクロソフト自身がこれを提供し始めた際、あるいは他の論評家がこれを評して述べる際に言われるように、必要最低限のセキュリティを補完するために導入するには手軽で完成度も高く安心だが、抜きんでるところはない。
 わざわざ有償のアンチウィルスソフトを入れておくほどでもないVM(仮想マシン)などに導入しておくにはちょうどいいかもしれないとのこと。(残念だがソースサイトは忘却してしまった)

 では今回あらためてインストールしてみたAviraに関して言えば、かなり手堅い印象を受ける。
 フリー版ではウィルス定義ファイルを更新するたびに有償版へのアップグレード広告が表示されるが、クリックひとつで閉じられるし、それほどポンポン一日のうちに何度も現れるようなことはないのであまり気にはならない。
 ウィルスの検出に関しては、とりあえず怪しいものは片っ端から監視・検出させることが可能。
 検出対象にできる設定項目は以下の通り。

アドウェア
スパイウェア
疑わしいソース、あるいは危険なアプリケーション
悪質と思われるゲーム
動揺させるようなジョークソフト
セキュリティ プライバシ リスク
ダイアラ
バックドアクライアント
フィッシングツール・メール
詐欺的なソフトウェア(フェイクソフトウェア)
通常と異なるランタイム圧縮されたファイル
二重拡張子ファイル

image

 これら全てを検出対象としつつ、わりと厳しめに走査をかけていくと「キミって融通きかないのね」って言いたくなるほど、気になったファイルやアプリケーションを隔離してくれる。
 逆に「今までこんなディレクトリから怪しいファイルが出てきたことは無かった」という場所からトロイっぽいものを探し出してくれたりして、検出率が高いという評判に違わぬ動作をする。
 またソフトウェアライセンスも、いちいちライセンスキーを取得してそれを入力する必要がなく、有効期限の1ヶ月前くらいに自動的に延長更新してくれるそうだ。
 Aviraのメインウインドウやアイコン自体、それほど飾り気がないので、硬派なアンチウィルスソフトをお求めの方にはいいかもしれない。

中の小路 そば勢

 佐賀市の駅前中央通りを県庁方面へ南下し、地元百貨店の佐賀玉屋の本館と南館の間の路地にここ数カ月のうちにオープンしたばかりというそば屋「そば勢」で昼食をとってみた。


大きな地図で見る

 品書きも迷わせるほど多くなく、至ってシンプル。

DSCN0376

 以前この近所で事前にこの店舗のチラシを配っていたところ、そのチラシには鴨南蛮そばがイチオシのように書いてあったので、一度食べてみたいと思っていたが、あいにくと食べに行った日は鴨が品切れだった。
 なので近似したところで鶏南蛮そばを注文。

 一般的にはこの間にお冷やお茶が提供されることが多いが、ここではそば湯が出てくる。
 言えば普通のお茶を出してもらうこともできるが、そことなく通好みな配慮だと思う。
 ただどちらかというとそばを食べた後、そば猪口の中に残ったそばつゆをそば湯で薄めて飲んだり、薬味を足して飲んだりするのがよくある飲み方だと思っていたので、最初から出してもらえるとは珍しい気がする。
 昔、学生時代にそば屋でバイトしていた頃も、そばを食べ終わったお客さんがお茶の代わりにそば湯を注文されることが多かったし、それが普通だとばかり思っていた。
 というのも、そば湯を飲んだことがある人ならわかるだろうが、実を言うとそば湯そのものはあまり美味しいというわけでもない。
 飲み慣れている人ならばそれだけで飲まれることも珍しくないが、個人的には少し塩気がないと足りない気がする。

 少々脱線したが、肝心の鶏南蛮そば(大盛り)はこんなカンジ。

DSCN0381

 十割そばではないようだが、その分箸でつかんだときにぶつぶつ切れることもなく食べやすい。
 個人的にはつなぎありの、一口でずずーっと啜えるそばが好きなので好印象。
 汁も九州人好みに結構しっかりと塩味がついており、また底の方に沈んでいたが柚子を少々加味してあるようで、ネギの香りとも相性が良くて美味しい。
 結局この一杯でやめにしたが、本音をいうと食べ始めた後からおにぎりを足そうか迷った。

Grand KAMA Cross

 今月初旬にPCを新しく構築した際、CPUクーラーとしてScytheGrand KAMA Crossを装着したことは先日書いた通りだが、実はもともとこのひとつ前のバージョンにあたる鎌クロスは、そのままでは大した冷却効果が発揮できないことから一部の自作PCユーザーの中ではネタ的なクーラーとして扱われていることは露ほども知らなかった。

 ということは、その後継機であるグランド鎌クロスも実は冷却性能はあまり大したことない、ネタクーラーなのではないかと思ったら、危惧に反してそれなりの性能を発揮している様子。

 その大きさからそこそこの冷却性能を期待して購入しただけに、リテールクーラー(CPU購入時に付属しているクーラー)と変わらないようだったら肩を落として落胆するところだったが、それなりの性能をしているようで安心。
 「手を加える余地が減ったなんて、つまらねー!」というコアユーザーにはかえってその価値をなくしたと見られているようだが。

 動画の中でも一通り検証してあるが、一応こちらでも確認のためにグランド鎌クロス装着時のCPU温度を計測してみた。

 使用したソフトウェアはCPUストレスベンチマークでお馴染みのOCCTを用いて、約15分間のCPU負荷をかけてそれに伴うCPU温度の上昇具合を見てみた。
 なおソフトウェアの都合上、アイドル?稼動時の温度変化を記録するために開始前1分間と11分以後は負荷がかかっていない状態。
 使用したCPUはCorei5-750、室温は約12℃の条件下にて計測。
 i5-750はクアッドコアなので、あまり変わらないがすべてのコア温度を載せてみる。
 横軸に経過時間、縦軸に温度となっており、赤いラインが温度、緑のラインはCPU占有率を表している。

2009-12-21-13h03-CPU1 2009-12-21-13h03-CPU2 2009-12-21-13h03-CPU3 2009-12-21-13h03-CPU4

 これを見る限り、だいたい55℃前後を最大温度として推移しているので、おそらくは妥当な線だとは思う。
 リテールクーラー装着時の温度は計測していないが、あちこちの同じようなレビューを見てリテールクーラーと比べた場合に、このグランド鎌クロスが明らかによく冷えるかと言われると正直見掛け倒しな気がするところも否めない。
 これだけの大きさだったらもっと温度を下げてもいいような気がするが、おそらくはファンの回転数をやや抑えめに回しているのでこのレベルなのかもしれない。
 標準で14cmファンを用いていることもあり、逆にその分かなり静かである。
 必要ならば回転数を上げることでもう少し冷却性能を高めることができるだろうが、ファンの口径からしておそらくそれでも騒音が気になることはあまりないだろう。

 難癖をつけるなら、ファンを固定するためのビスネジが固定に必要なギリギリの長さなので、ファンガードをつけるにはより長いビスを買うか、別の方法でファンガードを装着するなどの工夫が必要。

DSCN0302

DSCN0301

閉塞空間の気まずさ

エレベーターはなぜ気まずいのかというコラムを読んで、これはおそらく乗車率の高い電車などでも近い感覚になる理由と同じなんだろうと思った。
なぜ見ず知らずの、それも短時間しか顔をあわせることも無いだろう人に不思議と緊張感を覚えてしまうのは、かなり本能的な思考だったというわけだ。

地下鉄などに乗っていても、「なんでこんなに気を張っているのだろう」と自分でも思うときがしばしばあるが、それはおそらく車両内の限られた空間で自分の周囲の縄張り(テリトリー)が極めて小さくなり、なおかつ自分にとって敵か味方か分からない(というと極端だが)人が多数いる状況に、自然と本能的な警戒心が作用していたということなのだろう。
ふとしたきっかけで会話ができた際や会釈を交わした際などに、その警戒心がふっと緩むのも、このコラムにあるように敵意が無いことを確認できたからだと解釈すれば、非常にすんなり納得できる。

これを知ったからといってさほど実践する機会と言うのは多くないような気がするが、自分の気持ちや感情がどこから来ているかを明確にするというのは気付きが多くてタメになる。
客観的な視点が無いとなかなかそこにたどりつけないのだが。

intel(気合)入ってる

intelのCorei7キャンペーンサイトが、やたら気合入りまくりな件。
Flash多用しまくりなので、スペックによっては重たいかもしれない。

内容的にはアメコミタッチなキャラを配置して展開を作りつつ、その中で出題されるクイズでi7のメリットを前面に売り出していく。
全問正解したあとでデジタル一眼などがあたる抽選に応募するためのフォームへのリンクが出てくるので、一通り回答してみたが、一般人向けじゃない難易度だと思う。
PC雑誌とかよく読むよっていう人なら大丈夫だろうが、今自分の使っているPCが具体的にどのCPUを積んでいるのかもわからないような人には回答できないことは間違いない。

キャンペーンの応募期間は2月中旬までということなので、知識に自信のある方はぜひ、intelの頑張りっぷりを見てみるといいかもしれない。

世の中あったかいなぁ

  一部限定で。
  独り身でない方や悟っちゃってる人は別にして、次のリンクは覚悟して開いてもらいたいところだが、こういうのを見ると笑っていいのか同情していいのか共感してうなずくべきなのか、ちょっと葛藤する。

  という皮肉なのか僻みなのかわからないネガディブな発言はさておき、昨日くらいから降り続ける雪がついに本格的に積もってしまって、朝方の路面は完全なアイスバーンと化した。

DSCN0374

  これが悪いことばかりでもなく、寒い光景だけれどほっこりするような情景もあったりするわけで。

誰かが祈願したので

さっそく積雪だと…?

DSCN0370

DSCN0366

雲間から差す光

夏のスキッっと晴れて入道雲がわたあめのようにモコモコと存在感をアピールするシンプルな空も嫌いじゃないが、冬の高くて陰鬱な表情をした空は、なんだかとても奥ゆかしい気がする。

こんな日の夕焼けもそれはそれで綺麗だったりするし、夜には冷たく見えるほどの月光が透き通った空気を貫いて届く。

return top