アーカイブ ‘ 2009年 8月

SALLOW

 兵庫県庁に程近いところにあり、近くを通るたびに興味を惹かれていた場所に立ち寄ってみた。


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 ご覧の通り古民家の様相だが、中はカフェになっている。
 店名はSALLOW(サロウ)というそうだ。

 広い道路に面しているために車の通る音はするものの、店内は黒を基調とした内層になっておりその雰囲気もあるせいか、比較的物静かな印象を受ける。
 神戸の洋風建築を活かした飲食店が多い中、こうした店舗は珍しいのではないだろうか。

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 休日ともなればそこらのコーヒー屋は空席があるかも怪しい状態で、落ち着いて本を読もうにもやや騒々しいことが多々あるので、黙々と読書にふけりたいときにはかなり重宝しそうである。
 なお、元古民家というだけあって、お借りしたトイレも和式だった。

手持無沙汰

 試験も終わって(概ね)フリーな身になったので、悠々自適に時間を過ごせると思いきや、いざその局面に相対してみると燃え尽き感でもあるのか、あるいは梅雨明けの猛暑で気力を奪われたのかは知らないが、どう時間を消費していいものかと戸惑っている。
 地元じゃ37.8℃という記録的な気温を叩きだしたらしいし、梅雨明けが言い渡されてからというもの神戸でも寝苦しい夜が多い。
 放射冷却のせいで早朝涼しくても寝る頃には放熱真っただ中って、どうにかならんものだろうか。
 人間、快眠するためには日中の行動に適した温度よりもやや低い、15?20℃がベストらしいのだが、明らかにそれを超えているし。

 ついでにあいかわらず蚊がブイブイ飛んできて、耳元あたりをこれ聞えよがしに羽音を残してかすめていく。
 刺されすぎているせいか免疫力が活発に働いているせいか、気がつくと刺された箇所が以前よりぷっくりと大きく腫れてしまうことが増え、わかりやすいのはいいが格好悪くて仕方ない。

 とりあえず目下、本を3冊ほど読みふけりたい欲求に基づいて一日を過ごそうと考えているが、部屋にいても暑いだけなので、どこか安価で涼しげに過ごせるところは無いものかと模索中。
 夏休み時期だし盆前だし、特に今日明日は週末だし、どこもかしこも思いつくところは有閑な有様とは程遠い予感しかしない。

めでてぇな

 「地元にいた頃の友人が結婚する」 という情報を親から受けて、それだけなら何の不思議も無いというか特筆すべきものでもないのだけれど、それから2時間ほど経ったら今度は大学時代の同期の友人から 「結婚披露宴の日時が決まったんで、出席の可否を教えて」 と連絡が来たりして、なんでしょうこの華々しいコンボ。

 とりあえず両者ともおめでとうございます。

 婚姻に関わらず、人間関係ってものは自分一人でどんだけ気張っても、向き合う誰かがそれに応じてもらえなければ成立しないもので、そういう意味では縁(えにし)というのは奇々怪々としていてなかなか思い通りになるものでもないよなぁ、と考えたり。
 ものすごく色々なファクターを排除した極論であるけれど、誰にしても二人と同じ人が存在しないことを考慮すれば、誰と関係性を築こうとも 「1/60数億」 の可能性を引き抜いたことだと認識しても間違いではないだろうと、そこはかとなく感傷的(?)に見ることもできる。
 もちろん引き抜いた可能性が自分にとって益か害かは、また違った論点ですが。

Zii EGG

 コンピュータ関連サウンド機器の大手メーカーであるCreativeから、新しいハンドヘルドデバイス(パームサイズの情報端末)が発表されたというので、意気揚々として記事をチェックしてみたら、形状がなんともAppleのアレっぽくて少しガッカリ。
 しかも読み進めてみると、Googleが提供するポータブルデバイス用基本ソフトウェア「Android」のプログラム開発者などに向けた製品のようで、一般消費者をターゲットした製品ではないらしい。

 もう5年近く使っている今のポータブルオーディオプレイヤーもCreative製品なので、できればそのまま同じ会社の製品で買い替えたいと思っていたけれど、今まで「コレはいい!」というツボにハマる製品が出てこなかったので買い控えていたが、まだその抑制は続きそうな気配。

 ポータブルオーディオプレイヤーといえば、大体iPodやウォークマンが表に出されるので、Creativeは製品性能が必ずしもそれらに劣ることがないにもかかわらず、どちらかというとマイナーな部類になってしまう。
 マジョリティよりもマイノリティを好む傾向のある自分としては、そこらへんも愛着を感じるゆえんではあるのだが、それゆえに今回の製品デザインがなおさら釈然としない。

兵どもが夢のあと

 現在の実力がどうあれ本気を出して挑んできた昨日の試験だが、例年になく簿記論の難易度が高く、出鼻をくじかれた形となった。
 周囲を見回しても手が止まって頭を抱えている人をそれなりの数で見受けることができて、どうやら今年の簿記論に関しては解答できている人とそうでない人の差がはっきりしそうだ。

 とりあえず結果はともあれ、一つケリがついたことには間違いないので腹一杯寝ることで時間を消費する贅沢を味わおうかと思っていたら、梅雨明けの暑さが「そうは問屋が卸さない」とばかりに真夏日を感じさせてくれるわけで。
 読みたかった新書や文庫を読みあさったり、しばらく満足に手の行き届いていなかった部屋掃除をしたりできるようにはなったが、また1ヶ月もすれば資格講座の受講契約を更新しなければならなくなるし、ちょっとあちこち進退を考える局面も増えていていて、あまり手放しにはゆっくりできそうにない。

 ところで今年の大阪府の試験会場は先日既述したように大阪学院大学だったのだが、これがまた小奇麗なキャンパス。

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 自分の座席はどこだろうかと掲示を見ると、「15号館」とか書いてあったりして、どんだけ教室が散在しているのかと。
 ついでに構内案内を見る限り、敷地内(?)にマクドナルドやら紀伊国屋やらあるみたいで、こういう場所こそ「大学」ではなく「キャンパス」と呼ぶべきなのだろうなと思った。
 ただし、植木や小規模な雑木林があちこちにあって、そのためか蚊に食われやすい自分は友人にメールをしている5分間の間に腕を4か所食われるという熱烈な歓迎を受けた。

 なお、最寄駅から会場周辺へのルート上には資格学校はもちろんのこと、会計職専門の就職情報誌なども配っていて、やはりそのあたりは国家試験ならではなのだろうかと考えたり。

血糖

 学生であれ社会人であれ、朝から頭の回り具合が冴えているに越したことは無い。
 というわけで今日は朝食の話、もといブドウ糖の話。

 脳味噌の活動にはブドウ糖、いわば血糖を消費する。
 ブドウ糖は文字通り、糖質や糖質へと変化する炭水化物(でんぷん)から生成されるため、具体的に言えば糖分を含む甘いものや米などの穀物類から摂取することになる。
 大体食事をしてから30分後くらいが血糖値上昇のピークだというから、脳のブドウ糖吸収もすぐに始まっていると考えていいだろう。
 脳味噌は血液内の血糖の半分近く(100g強/日)を消費する器官だと言われているのだが、困ったことにブドウ糖の体内蓄積はあまり長くできない。
 消費される以外のブドウ糖はグリコーゲン(グリコの語源のアレ)として肝臓に保管されるわけだが、その蓄積期間は半日と持たないらしい。

 ということは、昨晩8時に夕飯を食べたとしても起きた頃には胃袋カラだし、もちろんのこと血糖値は相当低い。
 血糖が低いと体温も上昇しにくく、また脳が血糖消費を抑えて 「腹が減っては戦ができぬ」 と省エネルギー状態に入るので、ガツンと集中した思考ができなくなる。

 ただし注意すべきは、ならば血糖を高く維持してやればよいのかというとその限りでも無い。
 カフェインと同様、摂取過多になるとリバウンドが生じて、体が血糖値を下げようと働くので時間が経ってから思考能力・集中力が下がり調子になることがある。
 これに関してはインシュリンとの関わりがあったはずだが、正直そこまで詳細に憶えていないので割愛。
 ただ、短時間で勝負を決めたいときにはパスタを、スタミナ勝負に出たいときには米やパンを食べると効果的だったという話はおぼろに憶えている。

 炭水化物といえば減量中のアスリートやダイエット中の人には悩ましい問題だが、これが無いと無気力になりやすいので悩ましいところ。

 余談だが、二日酔いの際にも頭は働きにくい。
 気分が悪いのだから当然と言えば当然だが、それに加えて肝臓でアルコールが分解される際にブドウ糖が必要なので、脳味噌と肝臓の両方でエネルギー源を必要とすることになるからだ。
 二日酔いにブドウ糖注射が効果的と言われるゆえんもここにある。

 というわけなので、今日は平成21年度の税理士試験ということで、朝から米をバクバク食ってから出向く所存。
 この記事が投稿されている頃には、おそらく簿記論の試験が中盤もしくは終盤に差し掛かっている時間帯だろう。
 関西の梅雨も明けたことで、雨こそ降らない様子のために移動にさほど苦労はしないだろうが、今日はまた暑くなりそうな予報が出ている。
 かといってあんまり涼しげな格好で行くと、試験会場の空調が腹を壊すほど効きすぎていたりするからどうしたものか。

語感

 昨日の記事にちょっと書いた子供に関することで思い出したが、少子化と言われるこのご時世でも電車に乗れば子供がいて、スーパーで買い物していると駄々をこねる子供に手を焼くお母さんの光景を当然見ることができるわけだが、その中で子供の会話を聞いていると、なぜだかその子供が高圧的だったり図に乗っているように感じられることが少なからずあった。
 別段その子供が横柄な態度というわけでもないのに、自分がそう感じてしまうのはオッサン化している証拠なのだろうかと考えたりもしたものだが、もしかするとこれは方言によって与えられる語感の違いなのかなと最近気付いた。

 というのも、北部九州の方言のイントネーションは、そこはかとなく甘えたような語感を与えることがある。
 疑問や質問の意を込めた発言をする際に、語尾が上がりやすいこと。
 それと「ゃ・ゅ・ょ」が多く含まれやすい文章になることが原因だと考えている。
 これは九州弁のなかでも、特に舌足らずな口調になりやすい博多弁に顕著かなと。
 九州の方言ネタで扱われやすい 「(モノや座席などを)キープしているの?」 と問う際の 「とっとっとー?」 なんて言葉は普通に地元では使うけれど、冷静に一見してみると幼児言葉のようにも見える。
 カタブツなステレオイメージを持たれやすい九州男児でも、口を開けばこんなモンである。

 これと比して、関西弁は子音の後に母音が付きやすかったり、リンク先にあるが母音がかなり明確に発声されるため、音便によって母音が生じやすいことと相乗して聞き取りにくさというものは起こりにくい。
 さらには最大の特徴であるアクセントが加わることで、その語感が賑やかになったりテンポの良さを強調する。
 この結果として、威勢のいい言葉はより威勢のいい語感を与えやすかったり、また感情の吐露もわかりやすかったりと考えることができる。
 それを利用してメディアで伝わってくる関西弁は「荒っぽい」とか「お調子者」のような典型を含んだ誇張が多いが、言葉のイメージとしてそういう側面を持っているという事実は間違いとはいいきれない。
 だが逆に、穏やかな語調の関西弁が、他のそれに比べて非常に柔和な印象を与えるのもまた事実だったりする。
 余談ではあるが、神戸に来て1年も経たない頃に短期のバイト先で知り合った兄ちゃんが 「関西といっても神戸と大阪と京都じゃ全然違うからな!」とやたらと強調していたが、今ではそれも理解できる気がする。
 恥ずかしながら関西よりも東側に出たことの無い田舎者なので、他の地域における語感の与え方がどうなのかはよく知らないが、それらを比較してみてその違いをモノにできれば、口調で与えることのできる対人イメージはおそらくだいぶ意図的に変化を付けやすいのではなかろうかと。
 語学者どころか文学部出身でもないので、それほどの予備知識も無いわけだが。

空の音

 夏バテしつつあるのか、あるいはただ単に倦怠感なのか、「体調崩さないようにちゃんと夕食摂らねばならないなぁ」 と思いながらも調理と向きあう気力が湧かない葛藤がせめぎあう19時頃、空から音量的にはさほど大きくない重低音が一つ聞こえた。
 これはまた土砂降りする兆しの雷鳴…、にしてはやや異なるので、もしかしてこれは交通規制の通知が市内に出ていた花火大会の音ではないかと予想してみたらビンゴ

 花火大会の会場は、人工島であるポートアイランドから北側を向くとちょうど神戸市街地の夜景と花火大会の様子が同時に見れるような位置関係になるので、かなりいい様子が見れるのではないかと思うが、自分自身が行ったことが無いので詳細はわからない。

 「資格受験生だし、花火大会とか行ってるヒマないし!」 という理由で強がるのは簡単だが、もう少し正直なところで合理的な理由を述べるなら、こうも不快指数の高めな日に、雑多に人の多い場所をこれといったインセンティブも無しにウロウロするのは、気疲れしてかなわない。

 ぶっちゃけ、何が嬉しくて独りモンがホイホイ花火大会に行かねばならないのかと。(最大級の本音

 福岡にいた頃は、アパートからチラリと大濠公園の花火が見えていたが、今年もちょうど昨日がその花火大会だったようだ。
 九州は昨夜は雨天ではなかったようなので、おそらく予定通り行われたことだろう。
 あのあたりは学校も多いことだし、会場周辺の駐輪チャリンコの多さとか、おそらく神戸では考えられないくらいに盛り盛りだったことは想像に難くない。
 大濠公園の池の外周はちょうどいいジョギングコース&サイクリングロードになっているので、常日頃あそこで夕方以降にランニングや犬の散歩などしている人には、少しペースを乱される日と言えるかもしれない。

 そんなことを考えつつ過ごしていたら、今度は普通に短時間の土砂降りと雷鳴が来たりするし、昨夜はそこはかとなく空が賑やか。

 賑やかと言えばアパートのお隣の家に、小学生くらいのお孫さん(多分複数人)が夏休みで連日遊びに来ているようで、どうかすると夜10時とかでも普通にハシャぎまくり・笑いまくりの様子。
 元気のいい声が窓から聞こえてくる。
 「うるさいなぁもう」 と思うよりむしろ 「今のうちに腹いっぱい遊んでおくんだぞー」 と言っておきたいついでに自分も混ざりたい。

鉛筆不可

会計士にしても税理士にしても共通なのだが、おおむね会計に関わる国家試験というものは解答の際に鉛筆の使用が認められていない。
 黒か青のインクを使用しなければならないと規定されているため、万年筆やボールペンなどに限られる。
 また解答中に記述を誤った場合でも修正液や修正テープを利用することも認められておらず、修正したい部分に二重の打ち消し線(コレの二重線)を横に引いて消したこととしなければならない。
 というのも試験の規定上、資格合格を証明する解答用紙は数年間保管することとなっており、その際に字がにじんだり、修正液や修正テープが剥がれたりする可能性を考慮してこういう縛りになっているそうだ。
 このため書き味とグリップ感に納得できるペンを早いうちに見つけておくと、理論解答で長い文章を短時間で記述しなければならない税法科目、あるいは財務諸表論において、地味な時間差ではあるが解答時間のロスを減らすことができる。
 大学でも鉛筆で板書をとったりする人は多いが、履歴書や公文書なども鉛筆による記述が基本的にできないことを考慮し、自分は早いうちにボールペンなどによる筆記に慣れる意味で各種ボールペンを使用してきたが、個人的にグリップ感は抜群ではないにしても、書き味とそのしっかりとしたインクのノリの良さではZEBRAのSARASA三菱のSignoが一番だろうと思っている。
 Signoに限ったことではないが、極細(0.4mm以下)になってくるとインクを使いきる前に字がかすれ始めることがしばしばあるが、それでもやはりゲルインクの書き味は油性のそれを上回るので、一度慣れてしまうと他に移れない。
 ただしゲルインキボールペン共通の弱点として、インクの減りが早い。
 先述のSARASAなどは露骨にわかりやすいくらい、一日で残量が目減りしていることも少なくない。
 ついでにゲルインクは水性なので、必ずしも保存耐性が強いとは言えないことも欠点かと。
 書き味・グリップ共に目立つところはないが、使い勝手の良さとランニングコストの無駄のなさという点においてPilotのHi-Tec-C coletも愛用している。
 当初は2色用のボディしかなかったが、ここしばらくで4色用のボディが発売されて以来、ぐっと融通がきくようになった気がする。
 赤とオレンジのインクの色が近いのが少々気になるが、テキストなどに書き込みを行うのには0.3mmの細さは魅力的だし、偏ったインクの使い方をしても当該レフィル(替え芯)だけ交換できる利便性と、赤と青と黒のレフィルに最近発売されたシャープペンとして使えるレフィルを合わせておけば、大体どんな局面でも1本持ち歩くだけで済むのがありがたい。

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