カテゴリー ‘ 九州

えひめあやめ

 愛媛菖蒲(エヒメアヤメ)という、国の天然記念物に指定されている植物の自生地が公開されている旨ののぼりをたまたま見かけたので、時間がある時にちょっと寄ってみた。

 かなりの細道を通っていかねばならず、車の離合も難しいところなので、公開地付近ではガイドをされている自治体の方々の誘導に沿って車を進める必要がある。

DSCN0482

 自生地そのものはさほど広いわけでもなく、またエヒメアヤメは環境にとても左右されやすい気難しい植物ということで一面に鬱蒼と茂っているわけでもなく、むしろ慎ましく株ごとにぽつぽつとあちこちに紫の花をつけていた。

DSCN0485

 丘陵面にちらほらと見える紫の花弁がエヒメアヤメ。

DSCN0489

DSCN0493

 行けばわかるが、こんな往来に難儀する場所で公開しなくてもと思いたくなるが、エヒメアヤメは植え替えてもほぼ確実に枯れてしまうそうだ。
 地面のph濃度にも敏感らしいので、天然記念物にもなろうというもの。

 帰り際にはお茶やコーヒーをふるまってもらえたこともあり、心ばかりの保全協賛金を投じてきた。

DSCN0500

軽トラ市

 どこかの自治体が軽トラックに荷を積んで市を開催したところ、それなりの集客効果が見込めたとのことで、近所の自治体もそれを真似て月1で「吉野ヶ里夢ロマン軽トラ市」という市を始めたらしい。
 ちょうど行楽日和ともいえる好天だったので、ふらりと出かけてみた。

DSCN0471

 農産物、水産物、植木に苗、工芸品に弁当・パンと、いろいろ販売されている。
 卵のつかみとりなどもあったらしい。
 大体1kmほどの距離にズラーっと軽トラック・軽ワゴンなどが並んで販売しているわけだが、遠目から引いてみると、かなりのどかな景色のど真ん中。

DSCN0470

 遮るものがなさすぎて空が広い広い。
 手前の麦と奥の菜の花のコントラストが目に眩しいくらい。

 会場となった吉野ヶ里歴史公園の前ではよさこい踊りとかもあった様子。

DSCN0474

DSCN0477

 鳴子も持っててよさこいはよさこいなんだけど、ロゴと衣装の配色から、申し訳ないことにそこはかとなくレディースな雰囲気を感じてしまった。

 コレとは別に和太鼓の演奏もあったらしい。
 奏者と思われる兄ちゃんが休憩してた。

DSCN0481

La Montgorlfier Nocturne

 佐賀インターナショナルバルーンフェスタは昨日が最終日。
 週末は天候に恵まれなかったが最終日の文化の日は風も比較的穏やかでフライトには支障のない天気となった。
 もっとも午前中の競技などは見にいけなかったわけだが。
 とりあえずせめて最後のイベントである夜間係留「ラ・モンゴルフィエ・ノクチューン」は行かねばならんというか、それくらいは見ておきたい。

 基本的に大会期間中、結構広範囲にわたって会場周辺は許可車両以外の進入が禁止されることになるが、母方の実家が会場近くなので、そちらに立ち寄って挨拶に伺うのも兼ねて、交通規制を行っている係の人に臨時許可証を頂いた。

 到着した時間帯は夕方の競技が終盤に差し掛かった頃で、会場に向けて熱気球が何機も飛来してくる。

DSCN0133

DSCN0128

 クライマックスの夜間係留は6:30からで、具体的に何をするのかと言えばバンド演奏をBGMに会場に集まった多くの熱気球がバーナーを焚く、ただそれだけなのだが、これが結構混雑する。
 バーナーの炎が内側から球皮を明るくするので、バカデカいフィラメント球が点滅しているようにも見える。

DSCN0164 

DSCN0155 

DSCN0143 

DSCN0215 

 次の写真の左下に生演奏中のステージがあるが、こう対比してみるとスケール感がありすぎる。(特にHONDA

DSCN0184 DSCN0159

 無論、熱気球はバーナーを焚いて暖気を送っているので、チームメンバーやスタッフで押さえつけておかないと浮揚してしまう。
 普段競技中は2人程がゴンドラの中に乗るのだが、こういうときはぎっしりと。

DSCN0198

 デジカメの動画撮影機能のテストも兼ねて、ちょっと長ったらしいが一部始終を撮影してみた。

 帰り際にJRの会場臨時敷設駅に停車していた、4両編成の電車。
 田園地帯のド真ん中に明々としているのが、なぜだかものすごく物悲しく見える。

DSCN0219

前夜祭

 コレと言った観光資源の見当たらない佐賀県でも、ここそとばかりに観光客のかきいれ時になるのが今の時期。
 というのも県内各所の祭りや催しと合わせて、熱気球競技の国際大会「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ(Wikipedia解説)」が行われるから。

 だだ広い平野と田園地帯、それと気流の穏やかな地帯ということもあって、熱気球を飛ばしやすい場所なのだそうだ。
 公共交通機関もここぞとばかりに臨時便を運行し、JRに至っては会場敷地内に臨時駅を設けてしまう。

 今年は10月30日から11月3日までの期間となっているが、29日は前夜祭として、佐賀駅前中央通りを約1kmに渡って歩行者天国とし、パレードが行われる。
 実を言うと一度もこのパレードも見たことがなかったので、カメラ片手に出歩いてみた。

 とりあえず、一番最初に目を引きそうなのはこういうデコデコな車両群。

DSCN0076

 警察車両もこの集団の中に混じっている。

DSCN0097

DSCN0101

DSCN0098 

 パレード後に整列したこれらの車両の前は、ちょうどいい記念撮影場所になるようだ。

DSCN0099

 この後方あたりから大会参加者と、熱気球で使用するゴンドラおよびバーナーを積んだ車両がやってくる。

DSCN0089

 これが時折バーナーを点火するのだが、近くにいるとかなり大きい火柱と熱気を体感できる。

DSCN0090

DSCN0088

 パレード後は県内の高校の吹奏楽部による演奏があったり、樽酒がふるまわれたり、大体3時間くらいはこの通りで色々イベントが催され、賑わうことになる。

 

 余談だが、新しいカメラのテストも兼ねてこの会場に来てみたが、以前のものと比べるとかなり暗所に強いことがわかったのは喜ばしい。

てんちか

 天神は南北にはしる渡辺通りを中央市街地として繁華街が形成されているが、この渡辺通りの地下には天神地下街、通称「てんちか」が存在する。
 渡辺通りに面する主要な商業施設・オフィスビルには大体この地下街からアクセスすることができ、また市営地下鉄および西鉄天神駅・バスセンターにも繋がっているので、雨天時だろうがあまり問題視すること無く動き回ることができる。

 神戸三宮の地下街「さんちか」も、JR・阪急三宮駅を北端として南は神戸市役所くらいまでの規模があったが、それよりも長い。
 地下鉄七隈線ができる際に南にいくらか延長され、500mではきかない程の距離になっており、またマップに記載されている通り、2本の通路が並行してその間と左右に店舗群が入居しているため、比較的広い印象を受ける。

 南端の地下鉄七隈線入口付近から、西側通路を北に向くとこんなカンジ。

CIMG4693

 全体的な色調として暗く重い色調が多いが、これは劇場をコンセプトとした造りにしたためらしい。

直売所

 国道263号線は福岡市と佐賀市を三瀬峠を越えて結ぶルートであり、この時分では深夜になると、いかにも田舎な珍走団が峠付近でけたたましい音をあげながら闊歩する区域でもある。
 県境をまたぐ峠をトンネルが開通してからは有料道路になっているが、旧道を使えば時間はかかるものの普通に通ることができる。

 ちなみにトンネルが開通することが近隣住民に告知された際、建設費用分がまかなわれればそれ以降は無料化すると言われていたらしいが、国交省や地元自治体にしてみれば採算がよかったのか、今現在も無料化されていない。
 むしろ、通りにくく冬場には凍りやすかった福岡県側の峠道に大きなループ橋を建設してからは軽自動車限定だが100円増くらいの通行料になっている。
 福岡市早良区など、一部の地域からしてみれば都市高速から九州自動車道に入って佐賀県を目指すより、この峠を越えたほうが安く早いこともあり、辺境を通っていくルートの割には交通量はそこそこ。

 そんな道路の佐賀県側、トンネルよりもう少し手前側に「マッちゃん」という名の直売所がある。


大きな地図で見る

 Googleマップの航空写真をみても、なんとも言えない気分になるほど山の中にあり、こんなところで店が繁盛するのかと言いたくなるところだが、休日ともなると駐車場とその入り口に交通整備員が立つほど客入りが良い。

 もともとはどこにでもあるような地元の野菜直売所で、正直申し訳ないが店舗名も店舗名なのでいつ廃れていくだろうかと思っていたら、あれよあれよと店舗区画が拡大して県外の人間にまで知られる所になっていた。
 店舗自体も逐一建て直しているわけではなく、その都度増改築しているだけなので、どこかつぎはぎしたような外観・内装になっているが、こじゃれた飲食店などとはわけが違うのでそれそれでいいのだろう。

 いつからなのかは知らないが、飲食物も提供しているようで、ツーリングルートとして峠を越えるライダーなどもよく見かけるところになっている。
 しかし何よりの集客要素となっているのは地場産品のようだ。

CIMG4621

CIMG4622

 

 写真の中では群馬産とか熊本産の表記もあるが、この界隈の農家から直接仕入れを行っているものについては、生産者の名前が書かれたラベルが貼ってあり、しかもどう見ても安値。
 野菜・果物に限らず、饅頭やらパンやら漬けものやらもあり、モノによってはいい値が張っているものもあるが、全体的に安いのは間違いない。

 かくいう自分もここのザル豆腐(1杯360円ほど)は気に入っており、タイミングが合えば作りたてのほんのり暖かい豆腐を買うこともできる。
 1丁でも結構な量があるはずなのに、なめらかな味がしてついついペロリと平らげてしまう。

夕空

 フォルダの中身を整理していたらポロリと出てきたので記事にしてみたが、もしかしたら以前張ったことのあるフォトかも。
 ちなみに撮影日は去年の12/25になっていた。

 蚊取り線香焚きながらヒグラシのカナカナという鳴き声を耳にして過ごす夏の夕方も風流だが、冬の澄んだ空気を通して見る黄昏の表情は、その時間が短いこともあるせいか、どこかおごそか。

CIMG3725

CIMG3726

えびすさま

 漢字で表記する場合、九州では「恵比寿」、関西では「戎」と書く、七福神の一人であるえびすさま。
 それにちなんで、TVでこんな特集(?)があったようで。

 宝くじに関して言えば、以前このブログでも少々取り上げたことがあるが、地元民としては頻繁に高額当選の告知が広告代わり店舗に張り出されるので、どこまで本気にしていいものか困惑したことがある。

 去年の3月にネタに使おうと撮影しておいて、結局そのままフォルダの肥やしとなっていたフォトを、上の映像を見て思い出したので貼ってみる。

CIMG0980

 JR佐賀駅ホームにドカっと置いてあるえびす像。
 わざわざのぼりでアピールするあたりが抜け目ないというか、無駄に気合入っているというか。
 土台の銅板には以下のように書いてある。

CIMG0981 

 かくいう自分の実家でも親族が社名に「えびす」を掲げていたりするので、あまり他人事ではないのだが、ここまで汎用的に用いられてしまうと信仰と言うよりはゲン担ぎくらいの認識しか湧かなくなる。
 とはいえ、「戎」という名を冠した会社を関西でもチラホラ見受けられることから、実はさほど珍しいことでもないかもしれないと考えたりしているのだが、どうだろうか。

どう普及させるか

 またまたローカルネタで恐縮だが、佐賀県のブロードバンド世帯カバー率が、九州では一番早く100%に到達したとのこと
 サービス加入率についてはあまりふるわない状況だが、情報インフラ整備に意欲を示したのは、ITフリークとしては素直にうれしいところ。
 驚くべきことに、山間部に光ファイバー敷設が決まったりしていて、一昔前に「ウチのようなド田舎には高速回線なんて縁のない話」と思っていた頃が申し訳ない。

 県庁の採用試験に挑んでいるという友人とこの話をしていたら、実はこの計画を推し進めたのは他でもない、佐賀県知事の古川康氏だという。
 なんでも知事は「IT化による新規事業の創出」を施策に挙げているらしく、その布石ということだろう。
 いまどきe-taxなどの電子申告は珍しくないこととなってきているが、おそらくはそういうことをさらに活用した情報処理を行政手続き内にも組み込もうと考えているのだろう。

 若い人にはなんてことのない、むしろ手間が省けてありがたい施策だが、問題はIT概念に疎い人々がそれを活用できるかということにある。
 たとえば高齢者などがこれに該当しやすいわけだが、平成19年のデータによると、佐賀県の高齢者割合は23.6%で、全国順位では平均的ともいえる24番目の位置についている。
 かなり乱暴にみれば、4?5人いれば1人は高齢者ということで、失礼だが仮に高齢者がITには疎いと仮定した場合には同じ割合で情報処理技術を活用できない可能性がある。

 軽トラぶんぶん乗り回すオッちゃんでもPCや電子申告はサッパリ、なんてことが珍しくないわけで、もし業務効率化や住民サービスの向上に向けてITと市民を結び付けるようにするならば、そうした面に配慮する必要があると思う。
 例えば情報端末を設置するなどであれば、少なくともその操作性は銀行ATM並みでなければ、慣れない人は倦厭してしまうだろう。

お持ち帰り & おまけ

 陶器市で買ったものを撮り損ねていたが、フリーカップといくつかと、どんぶりを1つ、それとこのネコ。

CIMG4230

CIMG4228

 ゴロリと仰向けになって、「腹撫でれ」とばかりにひっくり返っている。
 昨日取り上げたところで売られていた一体。
 母親が気に入って、自分がそれに同意して、結局お持ち帰りになった。

 ちなみに、全然関係なくなるが、駐車場の近辺で寝てた犬がもそもそ起きたと思ったら、ものすごく眠たそうな眼だったので一枚。

CIMG4176

return top